結婚生活を順調に送るには、夫婦の時間をしっかり確保することも大切な要素です。ただ日中働く人と結婚する場合、看護師でなおかつ夜勤が多いシフトだと、2人の時間は中々確保できないでしょう。そのため、夫婦生活を優先する目的で、日勤が中心の職場へ転職する方法も手です。また、遠距離恋愛など相手が遠くに暮らしているのであれば、結婚のタイミングで同居を始めるために転職して、新しい場所で仕事を見つけることになるでしょう。

さらに、子どもをを考えるなら、働くことが難しい期間があることも覚えておく必要があります。そして、出産や育児をするには、職場の産前産後休暇や育児休暇を利用するか、一度辞めて転職するかのどちらかになるでしょう。ただし、期間は大抵長くても子どもが保育園に入れるくらいまでしかありません。

それ以上の期間付きっきりで子どものお世話をしたいのであれば、一度辞める方が最適です。産前産後休暇や育児休暇を求めて転職する場合は、働き始めてすぐに利用することを防ぐため、結婚したタイミングで転職を済ませたうえで、しばらく働いて出産することになります。

看護師が転職する理由は、結婚以外にもスキルアップ、待遇面や人間関係などに不満の解消などさまざまです。そうした動機を持っている人は、結婚を機に転職するのも一つの手でしょう。ただの転職であれば引き留められることも珍しくはありませんが、結婚を持ち出すと手続きがスムーズに進みやすくなります。